私がカメラマンになる迄・・・スタジオマン編前編 [私が、写真家になるまでの道]
と言う訳で・・・スタジオに行く事になった・・・・(+o+) ガビ~ン
私らの時代は、貸しスタジオだけは、避けて通る。雰囲気が。あった。
特に「六スタ」だけは、、、行ってはいけないが、伝説であった。。。今はそんな事無い!
逆に入れない位だなのだ~~~時代です。
同級生の仲間もまさか?「土屋が!まぁ~見学がてら二.三日見て帰ってこいよ!?」
「一週間は、いないはずだから・・・」。。。と散々な就職祝いの言葉~!(まじ)
と最初の1ヶ月は、お客さん扱い。。。でもきつい・・・・(;´ρ`) グッタリ
一日でも早く入ったら!?いや一時間でも早く入社したら先輩だぁ!
お先にどうぞは、後々まで響くのだぁ~年下でも先に入ったら先輩が、スタジオマンの掟・・
その上下の厳しさは、半端じゃない!体育会系以上かもしれない・・・
全員住み込み!スタジオが、各自の寝場所なのだ!(当時の話)
ホリゾントは、冷えて腰を悪くする・・・発泡スチロールが、引き布団なのだぁ~
食事は、当番で、数十人分の全員分を作る・・・そんな米の量は、人生で!?炊いた経験が無い=Tsu-
ご飯を作るのも段取り。。。修行の一つが、社長の考え(今もそれは、続いているそうだ!)
寝る時間は、全スタジオが、終わるまで、全員待機。。。。(゚・゚) ボケ~ とは、してられない・・
仕事内容は、掃除・パシリ・物を運ぶ。。。。なにが、どんな物をこの時点で、経験しながら身に付ける。
機材の点検修理!26時終了は、当たり前。。。それから片付け掃除・・・
ペンキは、刷毛で、手で・毎回・毎日・塗る。。。これが、足腰を鍛える事になる。
六本木裸足族ホリゾントの上以外は、裸足なのです。(雪駄)
機材を壊せば、便所掃除・・・一週間休み無し。。。機材を大切にする事を身で覚える。
翌朝は、8時起床!睡眠時間は指が、折り返せない生活が365日・・
ストレスが、溜まる・・・若い連中の集まりだぁ~~~~!
皆イライラの神経・・小競り合い(喧嘩)でストレスを発散!
スタジオ終了時には、一目散に一番先に片付けにに入る!走って行くと一生懸命に見える!?意味もある・・
その訳は!掃除の際に先にセットをばらされたら?どんなライトで撮影をしたか?
ライティングを組んだか!?見るためだ!
後から行ったら、壊された後で、ただの掃除で、終わってしまう。
そしてボリュームを大音響で、当時の有線の流行の曲でセットを壊すを一気に壊す!!!
続きを読むから・・
一週間もすれば、一人減り・・・二人消え・・・朝逃げであ~~~~る
私より体力ある人が、やめていく。。。。。
私もやめたい、、、身体が、きつい、、、逃げ出したいのは、やまやま。。。
私は、ここで逃げたら、なにをやっても逃げてしまう人間になっていただろう。。。
こんなきつい所で、持ったら!もう自分の身体の事は、良い訳が、効かない事になる!
一人やめれば、二人、三人とやめていく、、、自分より体力あるものが、脱落していく。。。。
5月の連休になる。。。地方出身者は、帰省するが、スタジオに戻るのは、半分・・
三ヶ月もたてば指導されるから?するになっていた!
どんぐりの背比べの先輩後輩が出来上がりつつある。。。
自分でもここまでは、出来た!これた。。。意外といける?=Tsu-19歳
4.5ヶ月辺りで、スタジオの何かが、見え始めてくる。。。
木造建て時代古きスタジオでありました。。。。
そして半年目に近代的な最先端のスタジオになるのであります!
今の六本木ヒルズ、蜘蛛の巣のオブジェ辺り!?。。。
(※この話は、私の20年前の話です。時候!?今は、きちんとした環境です。)
六本木スタジオ今は、三世代目!の六本木交差点俳優座裏の近代的環境です。
して半年もたてばいっぱしのスタジオマンと化す!?
六本木の玉三郎と呼ばれ、チーフとなっていくのでありんす!
篠山紀信氏の出会い。。。とスタジオ後編と繋がる。
なるほど!さっきの話の通りだ〜。
by ところ (2008-10-22 01:24)