私が、写真家になるまで・・・篠山助手チーフ編 [私が、写真家になるまでの道]
私が、写真家になるまで・・篠山助手セカンド編 の続き・・
1年半が起ち。。。あっという間にチーフになってしまった!
上二人さんは、下済みが、ながかったから!?
チーフになったら!すたこら?独立ところてん方式で!
私は、1年半でチーフと!?のし上がってしまったぁ~!?
下二人は、六本木スタジオ出身と赤坂スタジオ出身の子が、それぞれついた。。。
出来の良いスタジオ上がり二人が後釜で、スムーズ行く事を望む!
篠山の所に来てスタッフの充実度を思い知る。
良いものを知る目を養え。
二番目しか知らないとトップを知らない事になる。。。
二番目が、最高の出来で覚えると?
世間で何がトップか?を知らない事になる。
なぜ?モナリザが、評価されたのか?に通じるのかもしれない。。。。
人脈もこの時期に色々顔を知る。。。又覚えてもらう
篠山の事務所を経験したととなると!
十分な判断力を身に付けた判断されると所先輩達が、実積を築いてくれたのだ!
編集者なども篠山クラスは、編象長付きである。。
実は、この会食のお供や送り迎えで顔を覚えてくれたのである。
この世代では、いけないレストランとお供する事が、食事のマナーなど覚えさせてもらった。。
篠山は、自分らは将来カメラマンとしてこうした所で会食するのだから。。。
お前らがその時まごまごしてたら恥ずかしいだろう。。。
写真の事は、技術的に助手レベル。助手はラベルである。
この会話や食事のマナーが、その人の育ちが解る。
築地で親に育てられたが、写真界で篠山と言う親に育てられた。。。
のだから恥ずかしい事は、するな!・・・と言う意味にも通じる
この人に委ねて良いのか?
写真の技術などほぼ皆プロのレベルは、同じだ。。。
この人に写真を撮らせたら?どうなる感!が、ウェートが、大だぁ~
見えないものを作るのだから?
車の中の会話や撮影前後の会話が意味を成す。。。である。
いかにそこでの打ち合わせ食事での会話が、ウェートを置くのかを身体で知るのだぁ~
大御所と言われる人が、そこまでやったら適わないだろう。。。
スタッフも大御所だ。。。
田中一光さん・K2の長友啓典さん・見城徹さんetc.(独立編に大きくかかわる)
この人達と篠山の会話を聞かせて頂いた事が、財産なのかもしれない。。。
家庭画法・GORO・CanCan・各歴代編集長。。。etc.
数えたら切が無い。。。
私らは、そのまま篠山仕事のウェートの重さを肌身で知る。。。
東京ドームこけら落とし美空ひばりコンサート本人から以来撮影など・・・
篠山は、三原山の大噴火をへリコプターで撮影している。。。
ちょうどその時東京中をヘリで撮影していた!。。。それいけ!である。
写真の運があるのかもしれない。。。。
そうこうして昭和も終わる大事件。。。天皇崩御と時代は、動く。。。
大葬の礼の事である。。。。あの戒厳令の東京出の事。。。
当然そんな大事件人生の中で最初で最後だその撮影をする訳だ!
いよいよその列が、目の前にあれ割れた。。。シャッターが、切り続けられる!
サードが、フィルムチェンジ・・・・そこで、、、スイマセン1ロール・・・
巻き上げ途中裏ブラ空けてしまったのだ・・・・・・・・
直ぐ閉じたから巻き上げしてた所は、助かり空けた部分の数カットは、感光してるはずだ
どのカットが、感光したかは、現像上がりまでわからない・・・
まずサードが、チーフの私に報告、、、取り直しは、聞かない。。。
これこれこうした事で、一部感光させてしまった事実をサードと私で、頭を下げる。。。
その時の篠山に怒られる事は、覚悟、、、当然だぁ~
その場で報告したら・・・
篠山=「お前らも緊張してたんだな」。。。
篠山=「普段そんな失敗しないもんな、おまえら」
攻めるのでなく「俺も緊張した」と言う意味を言ったのだ。。。
それ以上は、攻めも叱りもしたかった。。。
事実を隠さず私に知らせてくれて、ありがとう。。。と言う事だ。。。
仕事なので一番の責任は、カメラマン本人篠山自信が把握して無いと、いけない・・・
だから「その代わり、正直に言ってくれ。」。。責任は、俺が、かぶる。
現像は、テストシーンのカットだけ感光で、、事無き・・を得た。。。
篠山とこうした体験とその助手を潰さずに育てる意味を知った。。。
いよいよ私が、写真家になるまで・・
篠山事務所独立編!に続く・・
私は、上三人とその又上の先輩方に比べ、、、
歴代でワーストに入る出来の悪い助手だったのかもしれない。。。
しかし歴代の中で、皆に一番面倒を見てもらえたのかもしれない。。。
可愛がられたのかもしれない。。。
いよいよ!いかに!独立するか?と独立編へと続く・・
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